2007年9月30日日曜日

秋の気配

9月ももう終わり。私達がドイツからアメリカに来て1ヶ月ちょっと・・・ ここに来た時は、真夏の暑さの中を毎日汗だくになりながら買い物に行っていましたが、ここ最近ではそんな暑さに耐えていたあの頃がちょっとだけ懐かしいと思えるようになりました。 日中は、まだ半袖でも動ける暑さなのですが朝晩はとても寒く、特に朝起きる時寒いので布団から出るのに多少の勇気が必要なぐらいなのです。 しかも朝6時(私の起床時間)過ぎではまだ外は真っ暗。

先日自宅裏の建物の片隅に秋の風物詩ともいえるスズキが、気持ちよさそうに風にユラユラと揺れているのを見て「もう夏も終わりなんだなぁ~」としみじみ感じました。

そういえば、この時期になると私の田舎(山梨)でも川の近くにスズキが現れはじめ、十五夜の日には実家で(私が苦手な)あんこ入り饅頭をお供えしていたなぁ・・・。 物寂しいいまの季節になるとこんな風にふと小さい頃の思い出にひたりたくなりますね。

日本ではTV,雑誌などで『秋』に関する広告が出回っている頃ではないでしょうか。

2007年9月28日金曜日

竜巻

先日、自宅の小さなベランダから遠く彼方で竜巻が発生しているのを発見!すぐに、カメラを用意し撮影したのがこの写真です。

日本では小さい竜巻は見たことはあるのですが、こんなに大きな?!竜巻を見るのは私は初めてでした。

日本にいた時、TVで「アメリカで大きな竜巻が発生しました」というニュースは何度か観たことがあったのですが、実際に見るとやっぱりちょっと怖いかも・・。 私は「うわぁ~あっちに竜巻、竜巻が発生しているよ!」と言いながら右手の人差し指を指して夫に報告。しかし夫の反応は「まじ!?こっちにまで来ないよなぁ~」と現実的な発想。←なんとも・・・冷静な一言に恐れいりました。

しかしもう9月も終わりだというのに、こちらは日中だけでもまだ30度近くあり毎日汗がタラリ、タラリと流れ出ています。秋、冬を想像することすらできない暑さです。 しかしながら日本の台風と同じように、アメリカでも季節の変わり目には竜巻が発生するのでしょうか・・・だとすれば、ここにも秋がすぐそこまで来ているのかもしれません。

日本で秋と言ったら、温泉、秋刀魚・・・いいなぁ~。(私のこっそり独り言)

2007年9月24日月曜日

ナイアガラの滝(番外編)

ナイアガラの滝の迫力は、前項の通り伝わりましたでしょうか。 ここからは、ナイアガラの滝(番外編)としてカナダの繁華街の様子を掲載します。 ▲まず私達はここからカナダへ車で入国しました。通行料は1台$2.5。実は、 この場所にも思い出があり、反対にカナダからアメリカへ出国する時この同じ場所でサングラスをかけた係員に「国籍はどこだ、何のためにここに来たのか、何日間カナダに滞在したのか、カナダで購入したものはあるか・・」と猛攻撃の質問を受けたのです。イヤイヤ~、勿論私達は何も悪いことなんてしてはいないのですが、こんなに質問をされると警察で取調べを受けているみたいであまりいい気分ではなかったですねぇ。後々考えると、このサングラス係員は、ちょっとニヤニヤしながら私達に質問をしていたので、もしかしたら私達はこの係員にからかわれていたのかもしれません。でも、まぁこれもドキドキの思い出ですけど・・・(^_-)-☆
ナイアガラの滝がある近くの(観光客向け)繁華街もやはりアメリカ側よりカナダ側のほうがはるかに賑やかで、贅沢な言い方かもしれませんがナイアガラの滝に飽きたら町でちょっと一休み、ということで思いっきりアトラクションで遊ぶこともできます。↓↓カナダの繁華街の様子です。
▲バーガーキングの上にはものすごい大きいフランケンシュタインがのっていました。

▲お店の下から撮影するとこんなに大きいです。

▲そして上の写真で赤い矢印のところに、救助隊のような人形がいるのがわかりますか?この人形は、ロープ伝えに上下に動いていて私は初めてこれを見た時には、本当に何かの災害が起こって救助隊が避難者を助けにいっていると思ったのです。それぐらいリアルに動いていました。

▲町のど真ん中に、こんな観覧車までありました。しかし、この観覧車はとても回転が早かったなぁ~。

▲町の様子です。

▲他にもこんな風にお店の前(看板)はリアルな装飾がされていました。さすが、カナダ!

▲そしてある1日のランチは、日本食レストラン・雪国へ行きました。

▲店内は日本風情が漂っていました。

▲そしてここで私が注文したのは勿論、もちろぉ~ん、もちろぉ~ん「お・す・し」。夫が注文したのはうなぎ定食。正直どちらもとても高額でしたけど、旅行の時ぐらいは・・と財布の紐も緩んじゃいました(^u^)

▲帰りには、日本食材店でお買い物です。この「京」という個人商店で味噌、麦茶、料理酒、たくあん・・・を購入。とても親切な日本人のおばーちゃんが対応してくださり、感謝・感謝です!自宅に帰って早速、久々のお味噌汁を作りお味噌の味に大感激!やっぱりお味噌汁は最高!日本にいた時は食卓に味噌汁があるのは当たり前と思っていたのですが、いざ味噌がない生活を1ヶ月してみるといかに味噌が大切なものかが身にしみてわかりました。

2007年9月21日金曜日

ナイアガラの滝 PARTⅢ

まだまだ、ナイアガラの滝は続きます。
今度は、スカイロンタワー(左の写真)というカナダのCPホテルが所有しているこの辺りで一番高い展望台へ上り上から滝を眺めました。このタワーは160メートルとそれ程高くはないのですが、アメリカ滝とカナダ滝の両方を上から展望できるのでかなりのナイススポットです。その様子を下記に掲載します。

▲アメリカ側の滝です。

▲上記のアメリカ側の滝からカメラをちょっと左へ動かし、レインボーブリッジを主体に撮影したものです。大都会の中にこの自然がドデーンをあるのがわかりますよね。

▲そしてカナダ側の滝です。この日はお天気が悪くちょっと残念だったのですが、それでもカナダ滝の迫力そのものは 不変です!

▲これは、アメリカ滝とカナダ滝の間にあるゴート島です。※このゴート島からは両方の滝をかなりの近距離で見ることができます。

スカイロンタワーから見たナイアガラの滝を恒例の( ^^) 動画で撮影してみました。 ⇒Click here

▲スカロンタワーからの眺めではないのですが・・・おまけで ⇒Click here

更に夜になると、両方の滝にイルミネーションが点灯されます。このイルミネーションの点灯時間は毎日夜8時30分から12時まで。滝から出る霧の中に色とりどりの電飾が入り混じってまさに幻想的空間!たくさんの観光客がこの幻想をカメラにおさめようと場所取り合戦・・・。えぇ~い(^o^)丿私も負けてはいられません、デパートのバーゲンセールで何としてでもほしい商品をゲットするために人を押しのけ前へ前へと進む時のように、ここでも一応特等席を確保できた(^<^)Vのですが、夜の撮影ということもありあまり上手には撮れませんでした。

ショック・・・(T_T)

▲こんな感じにちょっとピンボケしちゃってますが、実際この幻想を見ると体が一瞬静止しちゃうぐらいキレイ・・・いや、キレイというより「美しぃぃぃ~い」です。

▲イルミネーションの色は虹色カラー(・・・と思うのですが)で時々色が変わるんですよ。

▲なんて美しいんでしょう(ウットリ・・・・

2007年9月18日火曜日

ナイアガラの滝 PARTⅡ

次に私達は、カナダ側の滝壷ギリギリまで接近することのできる、また両方の滝を下から見上げることのできる「霧の乙女号(Maid of the Mist)」に乗船し、本物の滝を体験してきました。 それは、それはもうと~~~んでもないド迫力(@_@)でした!

この霧の乙女号の出発地点は、アメリカ側とカナダ側の両方にありますが運行内容は全く同じ。30分の遊覧で、どちらの船もアメリカ滝とカナダ滝のほぼ真下まで行きますので水しぶきが ばさぁぁぁあああぁぁぁ~っ(~_~;) と覆いかぶさってきます。 私達はアメリカ側からの乗船し1人$12でしたが、後でカナダ側からの霧の乙女号の料金をみたら14.5カナダドルでした。為替レートの関係もあると思いますが、もしこの船に乗船するのであれば私は料金も安く人もそれ程いなかったアメリカ側からの乗船をお勧めしますね。 この霧の乙女号に乗船する前には、濡れないようにビニールの雨具を着ます。 しかしこんな風に完全防備をしても濡れること間違いなし!なぜならこれらの滝の下は本当に台風並の暴風雨ですから・・・。

そして、足もサンダル・素足が鉄則です!普通の靴ですとビショビショになります。ちょっとばかり寒くても霧の乙女号に乗船するときはサンダル着用をお忘れなく。

そして準備が整い霧の乙女号の出発です!しかし、私達は船に乗り込んだのが遅かったため、一番見晴らしがいいと思われる船の2階席はたくさんの人々がすでに滝の”体験”をいまか、いまかとばかりに待ち構えていました。その気持ちわかるなぁ~(^_^.)

↓↓そしてアメリカ滝を通過します・・・

▲この時はまだ水しぶきはそれほど飛んできませんでした。

▲霧が噴煙のようにモクモクと立ち上がっています。

▲青い川(海ではなくあくまで川)もキレイだったあぁ。

●霧の乙女号から撮影した動画です ⇒Click here このナイアガラの滝の迫力は伝わりましたでしょうか。

↓↓次はカナダ側の滝壷へ向かいます。

▲アメリカ滝周辺から撮影したカナダ滝

▲みんなすざましい光景をカメラにおさめようと必死!

▲この辺りから水しぶきの量がだんだん増えてきました。

「あぁぁぁぁぁ~カメラをしまわなくちゃ~(>_<)」と思いつつも撮影を続行(^<^)

私もこの迫力あるカナダ滝の写真をギリギリまでカメラにおさめようと努力しました。そしてこの写真が一番間近で撮れた最後の一枚です。ですので、カメラのレンズに水しぶきが飛んでいるのわかるかと思います。

●こちらはカナダ滝の大瀑布の光景(動画)です ⇒Click here 上から下に叩きつけられる水の音もすざましいと思いませんか。

↓↓おまけですが、これはエリー湖から流れ出た大量の水がまさに落下しようとしている写真です。どうしても載せたかった写真の一枚です。

2007年9月17日月曜日

ナイアガラの滝 PARTⅠ

アメリカに引っ越してきてから早くも1ヶ月が過ぎようとしていますが、先週末私達はアメリカ初の遠出旅行をしました。 旅行先は、世界三大瀑布の一つNiagara Falls(ナイアガラの滝)です。 ※世界三大瀑布のもう2つは、イグアスの滝とヴィクトリアの滝。 このナイアガラの滝までは自宅から366マイル(約585.6キロ)、車で片道約8時間弱もかかるかなり遠い場所でしたが、ナイアガラの滝の大瀑布を見てしまうとこの長距離移動を苦にしている私がちっぽけに感じ、また自然の偉大さにため息がでてしまうほどでした。 ナイアガラの滝は、エリー湖の水がオンタリオ湖に注ぐ、その途中のナイアガラ川にできた巨大な滝で落差34m、幅320mでまっすぐ落ちるアメリカ滝と落差52m、幅675mで馬蹄型をしたカナダ滝の2つがあります。みんなが寝静まった頃、どこからともなく聞こえてくる地鳴りのような低い音は私達の宿泊先ホテルまで聞こえてくるほどでした。 まずは、前者のアメリカ側から見たナイアガラの滝↓↓です。

(_;)見てください!!この噴煙。空高く霧が立ち上がっていて、よくテレビで歌手が歌を歌っている時に後ろからドライアイスがモクモクと出てくる感じと同じ、いやいやこの噴煙はそれ以上の大瀑布です。

↑写真の手間の滝がアメリカ側から見たもの。そして奥にちょっとだけ写っている滝がカナダ側です。この写真でみるとカナダ側は小さいカナ~思うかもしれませんがとんでもございません、(後に書きますが)眺めはカナダ側のほうが抜群にいいのです。

眺めの悪いアメリカ側から突き出るようにして造られたプロスペクトポイント展望タワーからみた風景です。
マイナスイオンもたっぷり!はい、チーズ(^_^)v
それにしても霧雨のように降りかかってくる水しぶきと水が砕け散る響き・・・。
滝の近くにいるととゴゥーゴゥーと鳴り響いている音が怖いぐらいです。
では、どんな感じの音かというと・・・ ⇒Click here 虹がうっすらと2つ写っていたのがわかりましたか? 凄すぎですよね。

2007年9月12日水曜日

これは優れものです

私達が住んでいる隣町にちょっとしたアウトレットがあるという情報を聞きつけ(笑)、早速先週末このアウトレットに買い物に行ってきました。 インターネットで調べたところアメリカにはアウトレットがたくさんあるようですが、私達が行ったこのアウトレットには20種類以上のブランド店が入っていて値段も20~30%OFFは当たり前、お店によっては70%OFFで売り出されていたものありました。 このアウトレットは、夫の上司が教えてくださりその上司がおっしゃるに「ワイフ(妻)は週末に雨が降る とこのアウトレットに必ず行っているんだ」と。確かに、ここには女性好みの洋服店や寝具、キッチン用具を取り扱っているお店まであるので、雨が降って外に遊びに行けない時はいい遊び場所かもしれませんが。ただ値段が安いのでつい、余計なものまで買ってしまう恐れがある、というのは念頭に入れておかなければなりません。(苦笑)

《余談ですが・・・》

このアウトレットの近くにあったレストランでお昼を食べようとたままた入ったお店が「中華&日本食のビユッフェ」だったらしく、そこにはなんと私の大好物のお寿司があったのです。 お寿司といってすべて巻物で中にはサーモン、アナゴ、アボガド、カニカマと種類は少なめですが、味はちゃんとお寿司の味がしたので私的にはGood! 私は、お店に入って真っ先にメインテーブルに並んでいたお寿司を(一応、1~2個だけは残して)すべて自分のお皿に取り、自分のテーブルに戻ってペロリ・・・(^u^)そして、その後も店員さんが新たに追加してくれたお寿司もすべてペロリ(^u^)と私が食べてしまいました。 た、た、食べ放題(^_^;)だから全然ノープロブレム(^o^)丿 アウトレットに来て、偶然お寿司が食べれた、しかもお寿司食べ放題。 そしてさらに驚いたのは値段。なんとこの(私的にはお寿司)食べ放題で1人$7と超・超・超安い!!ドイツのレストランとは大ぉぉぉ~違い!! 私は、わざわざアメリカで日本料理店を探してお寿司を食べるより、ここに来てお寿司を食べたいだけ食べたほうがどれだけいいか。 「いいところを見つけた、うしししッ」と心の中で思いながらご馳走様ぁぁぁ~大満足でした。

さて、さて《本題・・・》です。

私が思った優れもの商品の紹介です。 このアウトレットで私が見つけたキチン道具の一つ、 “折りたたみ式水切りボール” (←私が勝手に商品名をつけました)です。この折りたたみ式水切りボールは名前の通り、使わないときは折りたたんで収納できるのです。アウトレットで購入したためか、$5とこれまたお安い! 一般的に使われている水きりボールは鍋類と同じように小さく折りたたむことはできず、しかも物自体が大きいので収納に苦労するものかと思います。

◀使用する時

◀収納時

▲このようにして、流しの隅っこを利用して洗った野菜(上記はスライスした玉ねぎ)の水を切っておくこともできるのです。

▲そして水を切った後、このようにテーブルの上にのせるとボールの中にある玉ねぎが取りやすい様に上にあげられます。

▲私はこうして壁に掛け、使いたい時にすぐに使えるようにしています。下に写っている緑色の水切りボールは一般的なもの。 しかし、いかにもアメリカ的発想のカラフルな色だと思いませんか?(^-^)自転車に乗る時にかぶるヘルメットみたい・・・。

久々に(私が思う)ヒット商品を発見しましたので紹介させていただきました。

2007年9月6日木曜日

街を歩いてみました

私が住んでいるペンシルバニア州は、だんだん朝晩は肌寒くなってきましたがそれでも日中はまだ暑いです。また日本と同じように湿気が多少あるので毎日が蒸し暑い気がします。

私は、毎日午後近所のショッピングセンターに(買うものがなくても)行くことが日課となっているのですが、今は車は夫が使っているので私はこのショッピングセンターに30分かけて歩いて行っているのです。日中1人で道をトボトボと歩いているのは私1人しかいなく、道の脇の草むらから見たことのない小動物がゴソゴゴッと出てきて「ぎょぇ~~~~っ!!!(>_<)」と叫んで走って逃げたり、昨日は昨日で可愛いリスが木からチョコチョコと下りて来たので、ぎょ、ぎょ、ぎょ、まさかまたこの前の変な小動物か!?と思って凝視してみたりと刺激のある毎日。 しかしこうして歩いていると、アメリカらしい建物をたくさん発見することができます。さて、↑これは何の建物だと思いますか?実は、これ銀行なのです!私が一番初めにこの建物を見た時「えッ、これが銀行?」と疑ってしまったのですが、銀行という銀行はすべてこんな風にアメリカンチックな造りをした建物になっているのです。 しかも、これらの銀行にはマクドナルドと同じようにドライブスルーがあるんですよ。車を降りないでお金を下ろせる・・なんとも、さすが車社会のアメリカ!車がないとアメリカは移動できないと言いますが、銀行にまでドライブスルーがあるのにはビックリです。アメリカは「便利さ」を追求する国なのでしょうか・・・

あまりに素晴らしいご自宅(豪邸)だったのでこっそり撮影しちゃいました。(^<^)ドイツの家並みもヨーロピアンチックのとても素敵な豪邸でしたが、アメリカはアメリカでまた違った雰囲気があり生き生きとした緑の芝生と白色の家の壁造りが調和してとても素敵です。

夫がハイウェイを運転している時に撮影しました。↑この信号、上から紐で吊る下がっているだけなので風が吹くと信号がぶら~りと動くんです。なんだか危ないなぁ~('_') しかし、こちらのドライバーはドイツのドライバーと違ってゆっくり運転してくれるので安心して運転ができます。 ※ドイツで私が運転していた時、後ろからの来る車が車間距離をとってくれず私の車にくっついて運転してくるので、私はいつも焦りながら運転していました。ドイツ人の運転は上手ですが、怖かったぁ~(~_~)

我が町の探検はまだまだ足りませんが、これからもっとたくさん町の情報をGETしていきたいと思います。